鉄ではなく、樹脂の一体成型のバックドアを採用する車両が増えてきました。
カローラフィールダーやタント、ムーブ、新型のミライースなんかもそうみたいですね。
部品の補給としては、メーカーさんで塗装済のものも結構あったのですが、最近のダイハツさんは未塗装のものが多くなっているようです。
交換用の補給部品を取り寄せると、表と裏のパネルが接着された状態で送られてきます。
新車の時は恐らく、塗装済みの表のパネルに配線を通した裏のパネルを接着しているのではないかと思います。
なので、補給用部品を使う場合は若干、配線が通しにくいのと、裏のパネルをキレイに隙間なくマスキング(養生)しなくてはいけなくなります。
このバックドアのマスキング(養生)ですが、見たり考えたりする分には何も感じませんが、やってみるとかなりの手間と時間がかかります。
この辺り作業工賃には反映されていない気がします。
バックドアの中をワイヤーハーネス(配線)が通っているのですが、これは今付いているものを、引き抜いて通し直すことになります。
補給用の新品ドアには、あらかじめ専用のヒモが通されているので、やりにくいですがなんとかワイヤーハーネス(配線)を通すことができます。
なので、中古のバックドアを使う場合は、車種によっては配線ができないなんていうことにもなりかねないのでご注意を。