日産セレナ、新品部品の塗装②

日産セレナ、リヤバンパーの新品部品の塗装作業です。

バンパーの新品部品は、色塗りといって塗装済の状態で補給される物もありますが、塗装用として素地の状態や、プライマーという下塗り塗装がされた状態で補給される物もあります。

今回の新品部品はPP(ポリプロピレン)の素地の状態での補給形態です。

まず、開封したら傷や歪みなどを確認し、樹脂の表面をささくれないよう注意しながら足付けします。

最後は水ですすいで、静電気やほこりを除去します。

PP(ポリプロピレン)には普通の塗料は密着が悪いので、樹脂パーツ用のプライマーを塗装します。

乾燥したら、軟化剤を加えた塗料でボディーと同じように塗装します。

樹脂パーツは変形量が多いので、軟化剤というものを使って上塗り塗装に柔軟性を持たせています。

日産セレナ、新品部品の塗装①

日産セレナのバックドアとリヤバンパー(ともに新品部品)の塗装作業です。

バックドアの新品部品は、電着の下地塗装がされた状態で納品されます。箱を開けたときはもう少しツヤがある状態です。

ブツや垂れ、凹みや変形などをチェックします。

ブツや垂れは修正しますが、それ以外は交換してもらうのが基本です。

OKならペーパーをあてて足付けします。シーリングの必要なところはシーリング剤を施工します。

その後、上の写真のようにサフェーサー(下塗り塗装)を塗装します。

必要に応じてサンディングして、上塗り塗装に移ります。

古い外車のパネルなどは、何度もサフェーサー処理することもあります。

残念ながら、上塗り塗装後の写真を撮り忘れてしまいました。

スズキエブリー フードパネル(ボンネット)塗装作業

スズキ・エブリーバンのフードパネル(ボンネット)の塗装作業の様子です。

写真はすでに板金作業→サフェーサー塗装→サフェーサー研ぎ作業→足付け作業

が終わり、塗装ブースでマスキング(養生)作業が終わったところです。

当社のブースはパネル型のプッシュプル式ブースで、結構よい環境で塗装できるのですが、それでも結構大きくマスキング(養生)しなくてはいけないものです。

 

 

 

無事に塗装できました。

この車両の塗色はZ2SというカラーNo.で2コートメタリックと呼ばれるものです。

最初の写真の状態から、あらかじめ調色作業で現車の色味に合わせておいたシルバーメタリックを塗装して仕上げにトップコートクリヤーを塗装します。

シルバーメタリックで「1コート」、トップコートクリヤーで「2コート」ということで2コート・メタリック塗装といわれています。

 

余談ですが、経験を積んだ塗装職人になるほど「ソリッドのホワイト(いわゆる商用バンによくある白色)とシルバーメタリックは難しい」と言います。

これはどうしてかというと、そうですね料理で言うと「目玉焼き」とか「玉子焼き」とか単純なもののほうが上手につくろうとすればするほど難しいということだと私は思います。

LA150ムーブ樹脂製バックドア塗装・取替

鉄ではなく、樹脂の一体成型のバックドアを採用する車両が増えてきました。

カローラフィールダーやタント、ムーブ、新型のミライースなんかもそうみたいですね。

部品の補給としては、メーカーさんで塗装済のものも結構あったのですが、最近のダイハツさんは未塗装のものが多くなっているようです。

交換用の補給部品を取り寄せると、表と裏のパネルが接着された状態で送られてきます。

新車の時は恐らく、塗装済みの表のパネルに配線を通した裏のパネルを接着しているのではないかと思います。

 

なので、補給用部品を使う場合は若干、配線が通しにくいのと、裏のパネルをキレイに隙間なくマスキング(養生)しなくてはいけなくなります。

 

 

このバックドアのマスキング(養生)ですが、見たり考えたりする分には何も感じませんが、やってみるとかなりの手間と時間がかかります。

この辺り作業工賃には反映されていない気がします。

 

バックドアの中をワイヤーハーネス(配線)が通っているのですが、これは今付いているものを、引き抜いて通し直すことになります。

補給用の新品ドアには、あらかじめ専用のヒモが通されているので、やりにくいですがなんとかワイヤーハーネス(配線)を通すことができます。

なので、中古のバックドアを使う場合は、車種によっては配線ができないなんていうことにもなりかねないのでご注意を。

スズキエブリー板金塗装

スズキエブリーの板金塗装作業です。

右のフロントバンパーからフロントフェンダーパネルにかけて擦ってしまったもようです。

保険は使いたくないとのご依頼だったので、フロントバンパーは修理の部分補修塗装、フロントフェンダーは板金修理のうえ1枚全面塗装という作業方針に決定しました。

塗装色がブラックパールということで、修理痕がわかりにくいようにフロントフェンダーパネルは全面塗装としました。

 

 

フロントバンパーに関しては、あまり品質は気にしないとのことだったので、部分補修塗装としました。

 

補修痕はできるだけ出ないように作業しておりますが、車両の使用状況や保管状況、お手入れのされ具合によって大きく差が出てきます。

屋外保管より屋内保管が良いですし、保管時の温度や湿度にも影響されます。

また、屋外保管でもあまり日の当たらないところと、常に日の当たるところでは大きな違いが出てきます。

 

お手入れに関しては、もちろんお手入れをされる方のほうが持ちは良いです。

昔は、お手入れというとワックスをかけるのが定番でコレが曲者でしたが、今はコーティングが主流でその点の心配は激減しました。

ワックスは研磨剤が入っているものが多かったのと、酸化する物質のものが多かった結果でした。

マツダ アクセラの塗装作業

マツダ アクセラの塗装作業風景です。当時、新車に近い車両だったと思いますが、右側面におよぶ結構な事故修理だったと思います。

フロントフェンダー、フロントドアパネル、リヤドアパネルは新品に交換ですね。

フロントピラー部もかなりの損傷だったようで、フレーム修正機にて寸法通りに修正後、下地作業をして上から下までプライマーサフェーサーという下地用塗料が塗装されています。

この塗色はカラー番号が27Bだったと思いますが、新車は下塗りの色が透けているので、板金修理をして補修塗装をする際には下塗りの色を作り、上塗りの色も作ってから、合成具合や色調などを調整していきます。

最初は、下塗り色の濃さと上塗りの透け具合(何回塗るか)を見極めていきます。

次に色調の調整(明るい暗い、青い赤いなど)をしていきます。

最後にトップコートクリヤーを塗装すると、また少し変化するので確認しておきます。

この当時のロードスターなどのようにかなり下が透けている車両では、下塗りの色にもメタリックを入れて、光る方向性を合わす必要のあるものもありました。

経験がないと難しいパターンですが、熟練者でもかなり時間のかかるケースでしょう。

色の道は難しいっていうのは、塗装屋さんにいった言葉?

キューブ 板金塗装~板金作業

日産キューブ、前当たりの板金塗装、事故修理です。

車両の左側からの事故入力でフロントフェンダーがボンネット(フードパネル)を押して変形があります。

パッと見は判りにくいですが、全体的に事故の影響が波及している、板金塗装業者にはイヤなパターンの事故です。

見た目のわりに作業が多く、「アレだけなのに、そんなに(修理代金が)掛かるの」となりやすいからです。

なので、NCSでは修理着工前に事前にお客様と打ち合わせをしてから板金塗装、事故修理に取り掛かるようにしています。

修理中に予想よりも高くつきそうなことが解るケースもありますが、その時はできるだけ早い段階でお声をかけさせていただきます。

キューブですが、内板骨格部位を修正して寸法を合わせ、外板パネルを板金して下地塗装のサフェーサーを塗装したところです。

この後、下地部分の表面を平準にしたら塗装するところの足付けをして上塗り塗装をしていきます。

これらの写真だけではわかりにくいですが、お客様によっては「当たった割には意外と潰れてなかった」と思われるケースでも、実は結構な損傷だったという例になるでしょう。(このお客様は、何もおっしゃりませんでしたが。)

アクシオ板金塗装~板金まで

アクシオの右後部損傷です。

右後部の板金塗装の入庫車は、バックでこすってしまう事が多いようです。バックするときに右側というのは案外死角に入るようですね。

右側のテールランプ付近を当ててしまう例も多いです。

リヤタイヤの上のパネルが凹んでますが、このパネルは「リヤクォーターパネル」とか「リヤフェンダーパネル」と呼ばれます。

このパネルは、交換するとなると通常、切り継ぎ溶接の部分が2か所出ますので車両のことを考えると一概に交換のほうがベターではないです。

この程度の損傷ならば、「リヤクォーターパネル」、「リヤフェンダーパネル」は板金による修理が良いと判断して板金修理しました。

 

この車両の写真はあまり撮っていなかったので、画像は以上となります。

 

塗装は、トヨタ車によくあるカラーコード1F7というシルバーメタリックです。

塗装はこだわるとどの色も難しいですが、経験の長い職人さんの間でよく言われるのは、「シルバーメタリックとソリッドの白が一番むずかしい」という言葉です。

「一番むずかしい」なのに2つあるやない、というツッコミは置いといてソリッドの白というのは昔の商用車などによく使われた、メタリックもパールも入ってないタダの?白色のことです。

要は、簡単そうに見えるタダの?白とかシルバーメタリックが実はむずかしいんだよということです。

フィールダー左側事故修理

フィールダーの左側事故修理です。

かなり強めに当たったようです。ドアにはインパクトビームという側方からの衝撃を受け止める丈夫な棒状の鉄が入っているのでこの程度のヘコミで済んでいますが、大昔の車だとドアが室内までせり出してきていたことでしょう。

リヤフェンダー(タイヤの上のパネル)のヘコミも結構なものですが、このパネルは取替となると大掛かりな溶接作業(スポット溶接とMIG溶接)が伴い、切り継ぎいで取替ることになるので、今回は板金作業を選択しました。

バンパーは傷だけなので、傷修理して塗装しました。

リヤドアを新品部品に取替、リヤフェンダー(クォーターパネル)を板金しました。

 

塗装して完成。

 

左側後方の事故修理入庫の割合は高く、当てやすい部位であると言えるでしょう。

今回は、かなりきつめの事故損傷でしたが、リヤフェンダーに関しては後部・上部にまでは変形が及んでいなかったので板金修理にて対応しました。

もちろん当社でも交換のほうがメリットがある場合はパネル交換作業となります。

エコロジーだけでなく合理的に判断して修理方法を選択するのが大事だと思います。しかし、最終的にはユーザーさまの意向を尊重して修理ということになります。

アクティーバンのバックドアの板金塗装

アクティーバンの板金塗装の修理依頼です。

作業内容は、バックドアの板金塗装とリヤバンパーの取替になります。

うるさいことを言わなければリヤバンパーも修理可能な範囲です。

(ただし、バンパーは衝撃を受けたものは交換が基本です。)

 

 

バックドアを板金しました。可能な限り平準にしていきます。

ただし、最近の鋼板は「ペコつき」という状態になりやすいので、張りを保った状態になるよう気を付けながら、板金していきます。

 

完成です。

 

いわゆる「オカマをほられた」と俗に言われる後続車に一方的に衝突された場合には、バックドアも取替になる程度の損傷でしたが、きれいに直りました。

 

バックドアの場合は、ボルトオンで取替ができるのでデメリットは少ないかもしれませんが、場合によっては今回のように板金・塗装で修理したほうがクルマに良い場合もありますので、修理工場とはよく話し合って修理方法を決めるのが良いでしょう。

NCSでは、お客様とよく話し合ってから板金塗装にかかりますので、ご安心下さい。