マツダ アクセラの塗装作業

マツダ アクセラの塗装作業風景です。当時、新車に近い車両だったと思いますが、右側面におよぶ結構な事故修理だったと思います。

フロントフェンダー、フロントドアパネル、リヤドアパネルは新品に交換ですね。

フロントピラー部もかなりの損傷だったようで、フレーム修正機にて寸法通りに修正後、下地作業をして上から下までプライマーサフェーサーという下地用塗料が塗装されています。

この塗色はカラー番号が27Bだったと思いますが、新車は下塗りの色が透けているので、板金修理をして補修塗装をする際には下塗りの色を作り、上塗りの色も作ってから、合成具合や色調などを調整していきます。

最初は、下塗り色の濃さと上塗りの透け具合(何回塗るか)を見極めていきます。

次に色調の調整(明るい暗い、青い赤いなど)をしていきます。

最後にトップコートクリヤーを塗装すると、また少し変化するので確認しておきます。

この当時のロードスターなどのようにかなり下が透けている車両では、下塗りの色にもメタリックを入れて、光る方向性を合わす必要のあるものもありました。

経験がないと難しいパターンですが、熟練者でもかなり時間のかかるケースでしょう。

色の道は難しいっていうのは、塗装屋さんにいった言葉?